赤ちゃんと飛行機!子供の耳抜きが心配なママ必見!ポイントまとめ
赤ちゃんや子供との飛行機。
初めてのフライトでは、泣かないかな?グズグズしないかな?
と、心配になりますよね。
そんな私は、娘が生後3ヶ月の頃から1歳半になる今までに、
数十回と一緒に飛行機に乗っていますが、
今までに飛行機の中でグズられたり泣かれて困ったことは1度もありません。
そこで気が付いた、赤ちゃんや子供が機内で楽しく、ママが平和に過ごすための1番のコツ!
それが『耳抜き』だと思います。
私の娘には先天性の障害があり、その障害の1つとしてあったのが高度難聴。
その治療のために生後3ヶ月の頃から毎月飛行機を利用して、通院を繰り返しています。
赤ちゃんの耳のつくりは、大人に比べてまだとっても繊細です。
当然のように普通のママより、きっと赤ちゃんの耳のことに関しては慎重になってきたと思います。
そんな私だからこそ、赤ちゃんの耳抜きの大切さを、大きなポイントから小さな工夫まで、しっかりとお伝えしたいと思いました。
Contents
どうして『耳抜き』が必要なの?
飛行機の機内には、赤ちゃんや子供連れの家族がたくさんいます。
赤ちゃんが居たことにすら気がつかないほど静かにフライトが終わることもあれば、
最初から最後まで泣き叫ぶ赤ちゃんをママが一生懸命あやしている姿があることも。
慣れない環境に置かれたことによって泣いている赤ちゃんもいるとは思いますが、
大半の赤ちゃんの場合が「耳抜きの失敗」だと感じます。
なぜ?
だって、ただ泣いている赤ちゃんでも、よく見てあげると泣き叫びながらも耳を異様に気にしながら泣いている子が多いように感じます。
また、お話ができるくらいの子になると、やっぱり「みみがいたいー!」とか「みみがへんー!」って言いながら泣いている子、結構見かけます。
大人でも離陸・着陸時には耳が痛くなったり、詰まったような不快さを感じますよね。
大人なら慣れているから自然としている耳抜きですが、子供の場合はそうはいきません。
耳に違和感を感じたこともなければ、もちろん耳抜きの方法なんて知るはずがありません。
そして、1度感じたその違和感は、自然に戻るまでには結構な時間がかかります。
そんな時、助けてあげられるは?
はい。
パパとママですね!
きっと耳抜きさえ成功すれば、機内でぐずったり泣いたりすることはグッと減るはずです。
耳抜きのタイミングは?
離陸時・着陸時は必須!
離陸後の上昇するときと、着陸のために下降するときには気圧が大きく変化するため、耳詰まりが起きやすくなります。
大人であれば、耳に違和感を感じたら耳抜きをすることでその症状を軽減・解消することができますね。
しかし、赤ちゃんや子供の場合には、なってからではちょっと遅いかな?
事前に手を打って、絶対に早めに対処しておくことをオススメします!
特に離陸時の耳抜きは欠かせません。
着陸時に比べ、離陸時には短時間で、気圧に変化が現れます。
離陸する直前に授乳をスタートし、飛行機が上昇している間も授乳を続けるようにしましょう。
これは母乳でもミルクでも同じです。
そうすることで、耳抜きの効果だけでなく、慣れない環境による赤ちゃんの不安も解消されます。
飛行機は動き始めたものの、え?いつ飛び立つの?ということ、ありますよね。
ほとんどの航空会社で、離陸時には「当機は間も無く離陸します。」というアナウンスが流れます。
それを一つのサインとしておくといいかと思います!
寝ているときは?
これ、私も初めはドキドキしました。
事前に耳鼻科の先生に確認したり、色々と調べてみましたが、
結果:寝ている場合耳抜きの必要はない!
とのことでした。
先生曰く、赤ちゃん自身がリラックスできている状態なので、
自然に体が気圧に対応しようとするから大丈夫とのことでした。
言い方を変えれば、赤ちゃん自身が耳抜きをしたり、
それに対応しようとする力を持っているってことですよね。
私も実際に、子供が寝ている時には、耳抜きのために起こすことなく、
そーっと1分でも長く寝ていられるように、そこに最善を尽くしています。
どうしても耳抜きのタイミングがわからないときは?
搭乗時、乗務員の方にタイミングを教えて欲しい、と頼んでみてください。
ベストなタイミングで声をかけてくれるみたいです。
以前、近くの席に座っていたママが、乗務員さんにそうして声をかけていただいているのを見かけました。
悩んでしまったときには、ぜひ!
耳抜きの方法は?
耳抜きの方法として、いくつかあります。
月齢やその時のタイミングによって、選んで実践してみてください。
授乳をする(母乳・ミルク)
小さな赤ちゃんには、これが1番理想的だと思います。
母乳やミルクを飲ませてあげることで、大人が唾液を飲み込んで耳抜きをするときと同じように、耳管を解放させてあげる効果が期待できます。
大人だったら耳詰まりを感じた→耳抜きをする
ということができますが、赤ちゃんの場合「耳がへんだよー」とは教えてくれません。
そのため、気圧が変わっていく間の耳詰まりが起きやすい間、ずっと注意が必要になります。
そんなとき、適度に時間がかかる授乳がおすすめですね。
私はお腹がいっぱいでミルクが飲めない!という状況を極力避けるために、朝からフライトの時間に合わせて食事の時間を調整しています。
逆に、食事の時間にフライトを合わせるというのもありですよね。
食べ物・飲み物を飲み込む
大人が唾液を飲み込むことで耳抜きを行うように、子供にも何かを飲み込むことで耳抜きをさせてあげましょう。
お茶などの飲み物を飲ませてあげたり、離乳食が始まっているなら、簡単に食べられるものをあげるようにしてください。
離陸・着陸時には、座席にあるテーブルなどの使用はできません。
そのため、片手で子供を支えながらあげられる、赤ちゃん用のおせんべいや、小さく握ったおにぎりなどを用意しておくことをおすすめします。
一緒に唾液を飲み込むことができると同時に、大好きなものを食べることで赤ちゃんの気も紛れ、気持ちが安らぐ効果も期待できちゃいます。
飲み物の場合、揺れる機内ではストロー付きのものが子供にはおすすめですが、気圧の関係でピューっとストローから飛び出てくることもあるります。
ストローをさしたら、ストローの口をちょっと広く開けるなど、空気穴をつくる工夫も忘れずに!
実際に私も、離陸時の耳抜きのために開けたジュース・・・
ストローから出てきた飲み物で、子供の洋服がびっしょり。
今乗ったばかりなのにー!着替えがないー!って失敗談があったので。笑
おしゃぶりをくわえる
お腹もいっぱいでミルクも飲めない。
そんなときにはおしゃぶりがおすすめです。
もちろん「授乳したばかりで母乳も出ないよー」という場合もありますよね。
そんな時も同じで、口に加えていることで口の中には唾液が溜まります。
その唾液を飲み込むことで、耳抜きの効果が期待できます。
あ。指しゃぶりも同じですね。
アメやラムネを舐める
子供にはアメなどを舐めさせてあげるといいでしょう。
棒付きのキャンディーなんていいですね。
離陸・着陸時には15分から30分程度の時間がかかります。
そのため、少しでも長い時間舐めていられる方が理想的と感じます。
小袋のお菓子1袋なんて、子供のペースではあっという間ですからね。笑
虫歯がーとか気になっちゃいますが、こんな時は解禁です!
小さな赤ちゃんにはアメとはいかないので、月齢が低い赤ちゃんでも比較的食べやすいラムネを用意するのもおすすめです。
私も、フタ付き(ケース付き)のラムネを持ち込んで時間を稼ぐ手はよく使います。
食べることだけでなく、それを持ってカラカラしたり、小さなフタから自分で取ろうとする仕草を挟んだりしながら、時間をかけて食べながら耳抜きをすることができて一石二鳥なんです。
子供用の耳栓を使う
気圧を調整してくれる機能がついた専用の耳栓などもあります。
離陸前に着けて、事前に防ぐという方法もありますよね。
耳抜きをクリアして、赤ちゃんもママも快適な空の旅を!
私は毎月のフライトを、これらの方法を組み合わせて乗り切っています。
妹ちゃんはまだ1歳なので、授乳や簡単なお菓子で耳抜きをしています。
お姉ちゃんは4歳になるので、アメや食事の時間に合わせて何か食べさせていることが多いですね。
もちろん、離乳食も始まっていない頃は、ほぼ授乳で乗り切っていました。
そして、最後に、どんなときにも忘れて欲しくないことがあります。
それは、ママの周囲の方への配慮です。
赤ちゃんは泣くもの、泣いていても仕方ない。
という気持ちも一理ありますが、一緒に搭乗している方たち、みんなにとってその時間はとても貴重なものです。
お仕事を抱えて、忙しい中飛行機に乗る人。
何ヶ月も前からスケジュールを立てて、楽しみにしていた旅行のために飛行機に乗る人。
だから私は、搭乗時に前後左右の方へ、ひとこと声をかけるようにしています。
「子供が一緒です。騒いだりしたらすみません。」
そんな些細な一言で、周りの方の視線も全く違うように感じます。
赤ちゃんとのフライトで、ママに余裕がないことも、よーくわかります!
ですが、そんなママの気配りと気持ちの余裕も、きっと素敵な空の旅につながってくれるはずです。