母子手帳はいつどこでもらうの?もらい方5Stepと豆知識まとめ
手に取った瞬間、ママになった実感が込み上げてくる母子手帳。
ですが、母子手帳は妊娠したからといって、
すぐにもらえるものではありません。
妊娠がわかって病院では「おめでとうございます。妊娠〇週ですね。」なんて言われてルンルンしたのに・・・
ん?母子手帳はもらえないの?なんてママも少なくないはず。
そこで、今回は母子手帳のもらい方、
交付の方法を中心に、徹底的に解説していきます!
Contents
母子手帳とは?
一般的に「母子手帳」と呼ばれることが多いですが、
正式名称は「母子健康手帳」と言います。
妊娠初期から出産までの母体の経過をはじめ、
胎児の出産状況から小学校に入学するまでの期間の健康状態・発育・発達・予防接種などを記録します。
これらは全国的に共通している部分ですが、
それに加えて妊娠中の注意事項など、市区町村の任意で書かれている部分もあります。
また、産院によっては検査記録(妊婦健診の結果をはじめとする、各種検査の結果を記載)などを記入します。
フリースペースも充実していて、
ママと赤ちゃんの記録を自由に残せるため、
一生宝物として残る日記としても大活躍♡
我が家では、妊娠中から気になる些細なことをパパと一緒に書き残していたため、
健診などでもとっても役に立ちました。
↓厚生労働省のホームページで一般的な「母子健康手帳」の内容を確認することができます。
・全国的に共通している内容(省令様式)
・市区町村の任意で書かれている内容(任意様式)
母子手帳のもらい方5Step!
Step1 産院にて妊娠が確定する
妊娠検査薬で陽性反応が出たからといって、必ずしも正常妊娠とは限りません。
赤ちゃんの心拍がしっかりと確認できて、初めて妊娠が確定します!
「妊娠したかも?」と思ったら、まず産院で検査を受け、妊娠の確認をしましょう。
産院選びも、お産に向けてとっても大切なステップのひとつです。
妊娠確定からお産まで、月に何度も通うことになる、とーっても長くお世話になる病産院。
あなたのライフスタイルに合った、ベストな病産院選びができるといいですね♡
病産院選びに迷ったらこちら↓を参考に!
▶産婦人科選びを施設別に徹底分析!特徴・デメリット6パターンまとめ
▶失敗しない産院・産婦人科の選び方!9Stepまとめ【チェックリスト】
Step2 「母子手帳をもらってきてね。」がタイミング
母子手帳の交付のタイミングは、
産婦人科の先生から「母子手帳をもらってきてね。」と言われるまで待ちましょう。
先生は、胎児の心拍や心音を確認し、正常な妊娠だと判断できるタイミングを待っています。
これがおよそ、妊娠7週目以降。
そして、赤ちゃんの大きさが(CRL:エコーで見る胎児の頭からおしりまでの長さ)が2cmくらいになったと判断される頃を目安に、
先生から母子手帳をもらうように指示がると同時に「妊娠証明書(妊娠届出書)」をもらいます。
それが妊娠10週目前後。
切迫流産をはじめとする妊娠の継続が難しくなりやすい時期を過ぎてから、
という意味もあるようです。
そして、妊娠10週目以降からは、妊婦健診と言われる健診を定期的に受けることになります。
母子手帳には、これらの健診結果を記入しておく役割もあるため、
先生からの指示があったら、必ず次の健診までに母子手帳の交付を受けるようにしましょう。
Step3 必要書類を揃える
先生から「母子手帳をもらってきてね。」の指示と同時に、
産院から「妊娠証明書」が渡されます。
その「妊娠証明書」と合わせて、必要な書類を用意します。
母子手帳の交付は、病産院ではなく、
あなたの住民票がある自治体の役所(市役所や保健所)です。
自治体によって、母子手帳の交付方法は大きく分けて2つのパターンがあります。
① 病産院から発行される「妊娠証明書」が必ず必要となる場合
② 役所に用意されている書類を記入して提出するだけの自己申告制
多くの自治体では①のパターンが多いようです。
②の自己申告制の場合は自治体の窓口で必要書類を記入するだけで、特に必要なものはありませんが、①の場合は病産院から発行される「妊娠証明書」を忘れずに持参しましょう。
また、「妊娠証明書」にはママ自身が記入する欄もあるので、記入をしましょう。
自治体によっては印鑑や健康保険証が必要な場合もあるので、自治体のホームページや電話で事前に確認をおすすめします。
平成28年1月以降の母子手帳交付には「(個人番号)マイナンバー」が必要となる自治体が多いようなのでご注意を!
Step4 自治体指定の窓口に行く
必要な書類が揃ったら、自治体の窓口へ向かいましょう。
申請をすると、当日中に交付を受けられることが多いようです。
また、受付の曜日や時間が決まっていたり、
マタニティ相談などがセットになっている場合もあります。
申請をしてから母子手帳に関する説明を受けたりと、
最低30分~1時間くらいの時間がかかることを目安に、
ゆとりをもったスケジュールの中で窓口に向かうようにしましょう。
Step5 母子手帳をもらう!
いよいよ母子手帳をもらいます。
母子手帳と一緒に、妊婦健診の受診表(補助券)・予防接種の補助券・パパママ教室の案内・育児の小冊子・マタニティグッズなど、各自治体ならではのセットを受け取ります。
それと同時に、妊娠や育児に関する不安や質問についての相談もできるので、有意義な時間にしましょう。
また、次の妊婦健診までにママ自身が記入するページが数ページあります。
自宅に帰ったら、まず一通り目を通して、次の妊婦健診に供えましょう。
母子手帳の【?】に関する豆知識
多胎妊娠の場合は?
母子手帳は胎児1人につき1冊もらえるものなので、
双子の場合は合計2冊交付されることになります。
双子の場合、一卵性では妊娠7~8週、
二卵性では妊娠4週~6週目ころの超音波検査で確認ができます。
代理人でももらえるの?
自治体によっても異なりますが、
多くの自治体で代理人が母子手帳の手続きをすることが可能です。
妊娠初期はつわりなどの症状もひどく、
ママ自身が窓口へ向かうことが難しい場合も少なくありません。
そんな時には、家族や身近な人にお願いしましょう。
代理人にお願いする場合、その人の身分証明書が必ず必要になります!
また、妊娠届出書に記入する情報(名前・住所・妊娠週数・出産予定日・病産院名)などを伝えることもお忘れなく。
引っ越しをして住所が変わったら?
母子手帳は、どこの地域でも共通して使うことができます。
交付後に引っ越しをした場合にも、
そのまま使うことができるので安心してください。
しかし、妊婦健診受診表(補助券)は、自治体によって内容や枚数が異なるため、
残りの枚数分は新しいものに交換してもらう手続きが必要になります。
新しい住所のある自治体に問い合わせて、母子手帳と受診表を持参し、
交換の手続きを行いましょう。
再発行は可能?
母子手帳は妊娠初期から長―く使い続けるため、
紛失してしまったり、汚れてしまったりということもあるでしょう。
そんな時には、再発行が可能です!
ただし、妊婦健診受診表の再発行は受けることができません!
紛失してしまったことで、10万円以上の実費で健診を受けることになってしまう場合もあります。
妊婦健診票だけは絶対に紛失しないように、しっかりと保管するようにしましょう!
しかし、再発行後の真っ白な母子手帳の中身・・・
実は、病産院や小児科などの医療機関では、
過去最低5年間分のカルテが保管されています。
そのため、医療機関にお願いして「再記入」をお願いすることができるんです☆
海外での妊娠・出産の場合は?
海外での妊娠・出産を迎える日本人にも、母子手帳が交付されます。
交付方法や交付場所は国によって異なるため、
移住する国や大使館に確認してください。
外務省ホームページにも案内があるので、確認してみましょう。
まとめ
母子手帳のもらい方から、母子手帳に関する【?】をまとめて解説してきましたが、いかがでしたか?
母子手帳のもらい方5Step!を参考に、安心して母子手帳をもらいましょう。
妊娠初期から小学校まで、長―くお世話になるものだからこそ、
大切にきれいな状態で自分らしい記録を残していきたい母子手帳。
母子手帳ケースを使うことで、キレイな状態での長期保存が可能になりますし、
必要な書類を一緒に保管しておくことが可能になります。
最近ではとっても可愛い母子手帳ケースがたくさんあります♡
あなたらしいステキな母子手帳ケースを探してみるのも楽しみのひとつになりますね☆