7月のイベント!知らなきゃ損する豆知識【大人のたしなみ】
「お中元てなに?丑の日ってなに?」ナニナニ星人の子どもに聞かれてハっとすることありますよね。
夏休み・プール・海・キャンプ、子どもたちの楽しみ満載な【7月】のあれこれをまとめてわかりやすく解説!
イベント・行事の意味を子どもたちにわかりやすく伝えてあげられるパパとママを目指しましょう。
7月は海開き・山開きからはじまります。
体調を崩さないよう、熱中症にも気を付けて、季節の遊びを楽しみましょう!
Contents
7月のカレンダー行事
7月のおもな行事をわかりやすく簡単にご紹介しましょう☆
1日 山開き・海開き
その年はじめて、山と海に入ることができる日
「山開き」は、その年はじめて山へ入ることができる日のことです。
昔は、山は神様が住むところと考えられていたため、勝手に入ることは許されていませんでした。
ですが、夏の決まった時期だけは山に入ることが許されていたため、その最初の日に当たる日を「山開き」としてお祭りをして、安全を願ったと言われています。
「海開き」は、その年はじめて海水浴ができる日のことです。
昔の日本人にとっては、水につかることは身体を清めるための行為でした。
それが、健康・遊びのために海水浴として伝わり、今にいたります。
7日 七夕(たなばた)
短冊に書いた願い事を笹竹に下げると、その願いが叶うとされる行事
7月7日の「七夕」の日は、おり姫とひこ星が1年に1度会える日として広く知られていますね。
この日は、短冊に願い事を書いて笹竹につるすと、願いが叶うと伝えられています。
そもそも七夕は、古代中国の七夕伝説、手習い事の上達を願う「乞巧奠(きっこうでん)」という行事に、日本古来の収穫行事が結びついたものと言われています。
おり姫とひこ星も中国のお話がもとになっていて、そこに日本で古くから信じられていた「棚機つ女(たなばたつめ)」の信仰が加わり、今の七夕の行事が生まれました。
「棚機の女」は、神様のために乙女が服を折ると、神様が村の悪いものをすべて持ってくれるという神話です。
13日~16日 お盆
一般的には夏のお盆の時期です。
地域によっては、月遅れや旧暦で旧盆(8月13日~16日ころ)を行うこともあります。
仏壇の前に精霊棚をつくってお供え物をし、先祖の霊を迎え入れます。
そして、お盆中一緒に過ごした後、また送り出します。
第3月曜日 海の日
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ための祝日とされています。
この日は、各地で海に関するイベントが行われることも多いですね。
20日ころ 夏の土用
夏の暑さに負けないように、うなぎを食べて元気をつけましょう!
立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前18日間を「土用」といいます。
もとは四季ごとにあったものですが、現在は立秋前の夏の土用(7月20日ころ~8月7日ころ)だけをさします。
一年のうちで最も気温が高くなる時期です。
夏バテなどしないように、精のつくものを食べて暑さを乗り切ろうという意味があります。
今では、「土用の丑の日には、うなぎを食べる」習慣が当たり前のようになっています。
昔から「う」のつく食べ物は縁起がよく、病気をしないという言い伝えがあります。(うなぎ・うどん・梅干し・瓜(すいか・きゅうり・冬瓜など))
これは、江戸時代以降からつづく風習です。
二十四節気(にじゅうしせっき)
日本が昔、太陽の動きに合わせた太陰暦を使用していた時代に、季節を表すために工夫して考え出されたものです。
節分を基準に1年を24等分して約15日ごとに分けた季節のことを言います。
7日ごろ 小暑(しょうしょ)
夏至の15日後で、梅雨明けも近くなり、気温が上がってくる頃です。
このころから「暑中見舞い」を出します。
23日ごろ 大暑(たいしょ)
文字の通り、夏の最も暑さが厳しくなる時期です。
歴の上ではすでに晩夏で、この15日後には立秋を迎えますが、まだまだ本格的な暑さが続きます。
この日には、各地で打ち水の行事が行われます。
7月のあれこれ
名称
○旧暦名称 文月(ふみづき)
○中国の異称 初秋(孟秋)
○英語 July
誕生石
レッド
ルビー(紅玉:こうぎょく):Ruby
自分らしく魅力的に輝かせる石で「情熱の石」と呼ばれます。
恐怖や猜疑心を取り払い、勇気をもって積極的に人生に立ち向かう力を与えてくれます。
▷http://www.i-iro.com/birth-stone
誕生色
その月のイメージや、季節を感じさせてくれる色と色名。
プレゼントや、身に付けるものに取り入れることで、幸運を運んできてくれるかも♡
さきそめこふじ(咲初小藤)PALE LAVENDER
ほんのりときみほころびて夏近し、紫露草のうすい紫。
きらきらと夏の光の中で、緑の中で。
藤色 ふじいろ #bbbcde
7月の誕生色は薄藤(うすふじ)です。
藤色のうすい色をいう。
藤色とラベンダーは同じような色だから、この色はペールラベンダー(palelavender)といってよい。
注)藤色を薄くした色を薄藤というようですが、決まった色を示すわけではないようです。
誕生花の花言葉
〇ユリ…白:純潔
黄:飾らぬ美
クルマユリ:純潔
オニユリ:富と誇り
ヤマユリ:荘厳
○ダリア…不安定、華麗、優雅、移り気
○ジニア…友への思い、分かれた友を思う
7月の食材
野菜
青唐辛子・あしたば・いんげん・枝豆・おくら・かぼちゃ・きくらげ・きゅうり・獅子唐辛子・しそ(大葉)・新生姜・ズッキーニ・つるむらさき・冬瓜・とうもろこし・トマト・なす・にがうり(ゴーヤ)・にんにく・葉生姜・パプリカ・ピーマン・みょうが・モロヘイヤ・らっきょう・レタス
果物
あんず・いちじく・うめ(うめぼし)・キウイ・さくらんぼ・すいか・パイナップル・ぶどう(マスカット)・マンゴー・メロン・もも・ゆず
魚
あじ(鰺)・あなご(穴子)・あゆ(鮎)・いぼだい(えぼだい)・いわし(鰯)・うなぎ(鰻)・かじきまぐろ(梶木鮪)・かます・かわはぎ・かんぱち(間八)・きす(鱚)・すずき(鱸)・たちうお(太刀魚)・どじょう(泥鰌)・とびうお(飛魚)・はも(鱧)
海産物
あわび(鮑)・アオリイカ・スルメイカ・うに(雲丹)・くるまえび(車海老)・毛蟹・昆布・サザエ(栄螺)・しじみ・鳥貝・ほや・まだこ
7月の手紙
メールが一般化する一方で改めて注目されつつあるのが手書きの魅力☆
暑中見舞いは、日ごろの思いを気負わずに届けることができる、年賀状に続く貴重な手段です。
暑中見舞い
「暑中見舞い申し上げます」が一般的。
7月10日ころ~立秋(8月7日ころ)までの間に出すとされていますが、梅雨が明けてからがひとつの目安になります。
立秋を過ぎた場合には、時期が酷暑であっても「残暑お見舞い」となります。
改まった手紙
盛夏、猛暑、大暑、夏祭、・・・
※上記使用の場合「~の候」「~の折」「~のみぎり」のいずれかを繋げる
暑さ厳しき折
梅雨明けとともに、厳しい暑さがやってまいりました
連日厳しい暑さが続いています
蝉の声に夏の到来を感じるころとなりました
親しい間柄
青空にムクムク湧く入道雲
いよいよ夏の到来です
子どもたちにせがまれて、初物のすいかに包丁を入れました
7月といえば?
七夕
やっぱり7月といえば七夕☆
保育園・幼稚園・小学校でも、七夕の飾りや願い事を書いた短冊をつくったり、子どもにとっても昔から親しまれるイベントのひとつでしょう。
もちろん、自宅に居ながらも子どもと一緒に七夕飾りをつくって楽しむのもおすすめ!
1年のうちで、最も天の川キレイに見える時期でもありますし、子どもと一緒に夏空を眺めてみてはいかがでしょうか?
暑中見舞い
1年で最も暑い季節に「相手の体調を気遣う」ことが暑中見舞いの意味です。
また、年賀状と違って「おめでとうございます」といった言葉が入らない暑中見舞い。
暑中見舞いは「お祝い」ではなく「お見舞い」ですから、相手が喪中の場合でも暑中見舞いを出すことは差し支えありません。
年賀状に比べて作法にとらわれる必要がないのも暑中見舞いのいいところ?
好きな形にアレンジしたカードや、夏の楽しい思い出写真、子どもの手書きのイラストを添えたり、親子でつくるメーッセージカード☆
子どもの成長をリアルに伝えられるのも、手書きの魅力の一つですね♡
お中元
日ごろお世話になっている方に、感謝の贈り物をします
日本には7月初旬~15日ころ、お世話になった人へ贈りものをする「お中元」の習慣があります。
元は、中国の道教の神様・地官の誕生日を祝う行事だったそう。
それが日本に伝わると、お盆の時期と近かったため、ご先祖様へのお供え物を親戚やお世話になる方に贈る習慣へと変わったそうです。
昔は直接相手のお家へ出向いて届けるのが一般的でしたが、今では贈りものだけを送るようになりました。
また、のし紙のルールとして、魚介類や肉類を送る場合にはつけないのが決まりです!
昔は、贈りものに長く伸ばして干したあわびをつける習慣があり、それが簡略化されたものが「のし」。
長生きや繁栄を願う心が込められています。
花火
8月のイメージもありそうですが、7月は花火大会・縁日・夏祭りなど、夏のイベントの代名詞でもある花火。
夏の夜空にピッタリ☆
花火大会だけでなく、家族やお友達と一緒に、手持ち花火で夏を味わうのも素敵ですよね!
小さな赤ちゃんはまだ大きな音に慣れず、まだ花火大会はちょっとかわいそうかな・・・そんな時こそ、お庭や砂浜でしっとりと、かつ華やかに。
花火を楽しんでみてはいかがですか?
プール・海
梅雨も明けて、本格的な夏の到来です!
そんなときこそ、プールに海ですよね。
海はこの時だけの特別なものだからやっぱり気になるけど、小さな子どもが一緒の場合は、やっぱりプールのほうが衛生面や設備などを考えると便利だったりしますよね。
大きなプールに限らず、お庭やベランダでのビニールプールで水遊び!
お風呂でプールごっこなど、月齢に合わせた水遊びが思いっきり楽しめる季節です。
夏休み
学生にとっては、もしかしたら1年を通してなにより楽しみなイベントかもしれませんね。
普段なら学校に行っている子どもたちがずーっと家にいるため、パパとママにとっては、正直ちょっと大変だったりしますよね。
そして、子どもがいたらやっぱり夏休みというと、どこかへ遊びに連れて行ってあげたくなっちゃいますよね。
熱中症をはじめ食中毒など、炎天下での遊びには注意したいこともたくさんあります。
素敵な夏休みにしてあげたいですね♡
まとめ
子どもにとっては、大好きな水遊びに待ちに待った夏休み!
最高に楽しみな7月です!
夏の行事は、暑い日々を無事に過ごすための工夫が感じられるものも多く、四季を感じさせてくれるイベントは、子どもの心にも強く残ります。
旅行を計画中の方も、中にはトイレトレーニングに精を出すパパとママもいるでしょう。
みんなにとって、楽しい夏休みになりますように!
夏休みの宿題対策もお早めに♡