子供の生活習慣はどう教える?楽しく毎日続くコツ・方法まとめ!
生まれてから、毎日できることが増えていく子どもの成長。
寝返り・お座り・ハイハイ・立つ・歩くなど、赤ちゃんは自らの力で教える事なく、日々できることが増えていきます。
しかし【着替え・手洗い・おかたづけ】など。
生活習慣と呼ばれるものは、成長とともに子どもの力で自然とできるようになるものではなく、意識的に教えていくことで身につけていくものです。
でも、子どもはいつだって気まぐれ・・・
そんな子どもに、どうやって、どこまで教えたらいいの?
そこで今回は、そんな生活習慣をこれからどんどん覚える1歳~3歳くらいの子どもを対象に考えてみました。
Contents
生活習慣を覚える流れ
全部やってあげる
おむつ交換・着替え・汚れた手を拭くこと
はじめはすべてパパとママがやってあげるのが当たり前。
「スッキリしたね」「きもちいいね」と、ポジティブな声掛けでハッピーな気持ちにさせてあげましょう。
きっと、ほっとしたように笑顔を見せてくれるはずです♡
手伝ってもらいながらやる
準備をしてあげて、手を添えながら、その子に成長に合わせて一緒にやる。
関連の流れを教えてあげると同時に、子どもと一緒にやることで、子ども自身にも「できた」という感覚を覚えさせてあげることを目的とします。
子どもが、少しでも「やりやすい」「自分でやりたい」という気持ちが持てるように工夫してあげましょう。
見守ってもらいながらやる
「もうすこしだよー」「できたねー」「お手伝いしようか?」と、
やらせるだけではなく、そばで見守りながら「できた」を一緒に喜ぶ。
「できた」という達成感は、本当に大切な感情のひとつだと思います。
感じすぎてよくないことなんて絶対ない!
何度でも、いつもできて当たり前になっていることだって、全力でほめてあげたいですね♡
自分でできる☆
「ぜんぶじぶんでできたよー!」の気持ちを大切に、全力でほめてあげる。
ですが、残念ながら子どもの「できた」とパパママの理想とする「できた」には、少し差があります。
その後も関心をもって見守りながら、もっと上手にできる方法を少しずつ追加していきましょう。
我が家の生活習慣を楽しく続けるコツ
パパやママが根気よく教えなければ、なかなか身につかない生活習慣。
ですが、早くスタートしたから、スパルタで向き合ったから早くできるようになるというものでもないと思います。
子どもにはそれぞれのペースやタイミングが合って、少しずつでも成長してくれたら、それはすっごく嬉しいし、「すごいねー」ってほめてあげたいところ♡
ゆったりと、パパとママが余裕をもって見守ってあげましょう。
興味を示したときがスタートのチャンス!
周りの子ができるから、うちでも急いで教えなくちゃ。
これもあれもできたらすごい!どんどん教えよう!と、焦らないで。
きっと興味を示してくれるタイミングがあります。
ママの着替えを見て「じぶんでやるー」とか、洗濯物を畳む姿を見て隣で畳む真似を始めたり。
そんなサインを見逃さないで☆
子どもに合った、あの手この手を使ってチャレンジ!
その子の、その時期に好きなものや興味のあるものを取り入れるといいかも。
我が家ではお店屋さんごっことか、おままごとと組み合わせることが多いです。
着替えも、子どもの洋服収納にわかりやすくステッカーを取り入れてからは、子どもが自分で洋服を出し入れするようになりました。
男の子と女の子でも興味を引くものは違いますよね。
手洗いだったら、ハンドソープのボトルに今大好きなキャラクターのステッカーを張ったり、大好きなタオルに変えてみたり。
その時間が特別で楽しいもの!
というイメージを子どもに感じさせてあげられるかは、パパとママ次第☆
すぐにできなくても大丈夫!
毎日教えているのになかなかできない。
お友達はできるのにうちの子はまだ・・・と焦らなくても大丈夫です。
子どもはいつだって気まぐれで、ある日突然「え?できるの?」なんで、すんなりとやって見せてくれたりします。
パパとママのイライラや焦りは子どもに伝わってしまいます。
余裕をもって笑顔で見守ってあげたいですね。
厳しい?甘すぎ?あまり神経質にならないで!
1日に何度も、毎回絶対に完璧な流れで教えなくちゃ!
というのはちょっと厳しすぎるように感じます。
だからといって、そのうちみんなできるようになるものだから、あえて教えなくてもいいんじゃない?というのもちょっと放置しすぎかも。
子どもは気まぐれで、やる気があるときは「もういいよ。おしまいだよ。」といっても、「もう一回」がエンドレスになることもありますし、逆にいつもはすんなりとやってくれるのに「イヤイヤ」なんて時もあります。
そんなときには「また次!」と、パパとママの切り替えも大切。
毎回完璧じゃなくていいんです。
「できた」「自分からやりたい」という回数が、少しずつでも増えてくれたら大成功!
1週間単位くらいでやり方も見直しながら、進めていけたらいいですね。
まとめ
生活習慣は、子どもの将来の生活には不可欠なものです!
それには大人が責任を持って教えていく必要がありますが、残念ながら教わる過程は子どもにとってあまり楽しいものではないかもしれません。
だから、教えるものちょっと大変に感じることも多いもの。
ですが、小さなころに生活習慣をしっかりと身に着けることで、将来の子どもの生活に大きく影響してくるのも事実!
・やるべきことを最後までしっかりとやる
・遊びたいけど宿題を先にすませる
・自分をコントロールする
・今何をすべきか判断できる
など、今の小さな積み重ねが、将来の「生きる力」に大きく影響すると考えてもいいでしょう。
そんな生活習慣を、子どもが楽しみなが学べる環境をつくり、子どもと一緒に楽しく続けていけるよう、パパとママは楽しい練習方法を見つけてみてはいかがですか?