イヤイヤ期の対応!上手に攻略するやりたがりちゃんママの秘策12の方法
自分ではできないのに、どうしても自分でやりたがる・・・
そして、うまくできないとかんしゃくを起こし、助けてあげようとすれば泣いて抵抗・・・
じゃ、どうしてほしいわけ?
そんな経験、パパとママなら必ずありますよね。
時間のあるときには「かわいいなー♡」なんて、広い心で付き合ってあげられるのに、そんなときばかりではありません。
ですが、「自分でやりたい!」という自己主張は、子どもの成長段階ではとっても大切なプロセスです。
「ダメ!」とひと言で片づけてしまうのではなく、あの手この手を使って、上手に乗り切るコツをマスターしちゃいましょう。
きっと明日からのやりたがりちゃんとのイライラ時間が、ステキな時間に変わりますよ♡
Contents
根気よく付き合う
子どもはどうしてこんなに同じことを繰り返していても飽きないの?
と思うことも少なくありませんが、ときには本人が納得するまで付き合ってあげるようにしています。
「もう1回」がしつこくてどうにもならない場合には、「あと3回ねー。」と予告をしてから終わりにするようにします。
どんな場合にも「必ず最後までつきあわなくちゃ!」というのではなく、ママ自身の気持ちにも時間にも余裕のあるときにと、広い気持ちで♡
失敗させてみる
どんなに「自分でやりたい」「できる」と大泣きしてイヤイヤしたとしても、それができるまでの実力が無ければ、結果は失敗で終わってしまいます。
ですが、そのチャレンジしたけど「失敗(できなかった)」が大切!
あえて手を貸さずに「失敗」という経験をさせてあげましょう。
そこからは「失敗」という結果だけでなく、「やりたい・どうやろう・なにをしよう・できない・できなかった」他にも、子どもの中では数えきれないほどの経験と、ママがしてあげるより、ずっと多くのことを考える時間になるはずです。
そして、頑張ったことをしっかりとほめてあげましょう☆
きっと何にでも前向きに挑戦する、そんな力がつくでしょう。
ママが笑顔で待てる時間をつくる
予定に合わせての準備などは特に、ママが先手を打って可能な限り早めに行動をはじめ、子どもの「自分でやりたい」を笑顔で待てる時間をつくってあげることをおすすめします。
もしかすると、これがどんな手より難しいことかもしれないけど・・・
自分でやってみて、出来なかった時には、きっと子ども自身が納得したうえで、「やってー」という気持ちが生まれ、ママにヘルプのサインが届くはずです。
その、子ども自身が納得できるということがとっても大切だと思っています。
予告をする
いつでも子どもが納得するまで付き合ってあげられる時間があるとは限りません。
タイムリミットがせまっている時には、ちょっと余裕を持って「もうすぐおしまいだよ」と予告しましょう。
きっと一度の予告では子どももすんなりと諦めてはくれないでしょうから、そんな時にはその後も数分おきに「もうおしまいだよ」と予告します。
ですが、まだまだやりたい気持ちがそこにあっても、残念ながら時間切れ。
余裕を持って、タイムリミットの数分前には「おしまいだよ」と撤収。
そして、最後には「よく頑張ったねー。また時間のあるときにやってみようねー。」のひと言も忘れずに♡
一緒に練習する時間をつくる
「やりたい」と言われたときに初めて本番を迎えると、時間がなくて満足のいくまで子どもにチャレンジさせてあげることができず、子どももママもイライラしたり、混乱のもとになってしまいます。
そこで、ママの時間と気持ちに余裕があるときに、一緒にとことん練習できる時間を事前にもつようにしています。
やるぞ!やってやるぞ!とい厳しい姿勢ではなく、楽しくゲーム感覚でチャレンジできるような、そんな笑顔あふれる練習の時間づくりを心がけて。
「できたね・頑張ったねシール」とか、ママのひと工夫があると、子どもも楽しく練習ができるかもしれませんね♡
周囲の人には「ごめんなさい」
子どもの「自分でやりたい」は、家の中だけで起こるわけではありません。
スーパー・電車の中・公園・ショッピング中など、「自分でやりたい」攻撃は人前でも時間も場所も限らず始まります。
そうなると、「今すぐにでもやめさせなきゃ!お願いだから静かにしてー」とあせってしまいます。
しかし、残念ながらママがあせって怒ったりやめさせようとすればするほど、子どもは泣いてかんしゃくを起こしてしまいます。
そんなときには、「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。」と、まず初めに周囲の人たちに謝りましょう。
子どもへの対応はそのあとで。
とりあえずその場を離れる
混雑するレジや駅の改札など、「お金を自分で渡したい」「カードを自分でタッチしたい」など、やらせてあげたいとは思っていても、どうしてもそれが叶わないケースもあります。
そんな時にはちょっと恥ずかしいし、かわいそうに思うこともありますが、泣き叫ぶ子どもをちょっと無理やりにでも抱き上げてその場を離れることが必要な時もあると思います。
心を鬼にして向き合わなければならないこともありますよね。
「手伝おうか?」のかけ声をする
子どもが自分でやろうとがんばっている時に、時間がなかったりママが急いでほしいと思う気持ちから、勝手に手を出してしまうことは避けたいと思っています。
そうすると、子どもは自分の仕事を取られたかのようにますますヒートアップしかねません。
そんなヒートアップを避けるため、私は必ず「お手伝いしようか?」と声をかけてから、手を出すようにしています。
そうすることで、子どもの気持ちも落ち着き、納得したうえでお手伝いをさせてくれることが多いように感じます。
全身を使ってストップ!
〇 危険なことをしたとき
〇 人を傷つけることをしたとき
〇 社会のルールに反して、人に迷惑をかけたとき
この3つのパターンに当てはまるときには、その瞬間にママとパパが体を張って全力で子どもの行動を止めましょう!
ポイントとしていつも必ず守りたいと思っていることは3つ。
1.その場ですぐに注意する
「さっきのはダメよ」と注意しても、小さな子どもにとって数分前のことを振り返ることはとっても難しいと思います。
2.確実にやめさせる
離れた場所から「ダメよー・やめなさい」と止めるのではなく子どもの目を見て、場合によっては身体を押さえてでも、確実にその動作を止めるようにします。
3.短い言葉できっぱり言う
あれこれと理由から説明するのではなく、「絶対にダメ!やめなさい!」と、短い言葉ではっきりとわかりやすく伝えるようにしています。
仕上げは子どもに
ママはかくれて、そーっとお手伝いをします。
着替えをはじめ、子どもが「自分でやりたい」と言い張って頑張っても、実際にはできることとできないことがあります。
ちょっと頑張ればできることは100%あずけますが、ちょっと手をかせばできることは子どもに見つからないようにそっとお手伝いをします。
そして、確実に子どもの力ではできないであろうことは、最後の仕上げを子どもの手で完了させるようにしています。
たとえばボタン。ママが穴に通して、最後を子どもが引っ張る。
洗濯物。たたんだ洗濯物は最後に手を添えさせて重ねる。
などなど、最後の仕上げを子どもの手で行うことで、子どもには「自分でやった」という満足感がしっかりと残ります。
もちろん、1割しか子どもが手をかけていなかったとしても「よくできたねー。えらいねー。」と、全力でほめてあげちゃいます♡
代替え案にすり替える
我が家ではおままごとのように、私がキッチンに立っていると「自分で!」攻撃が始まります。
気がついたらお米や粉物が床に散乱なんてこともしばしば。
キッチンでは大人がヒヤッとするようなことが起こるケースも多いのが現実です。
さすがに、包丁や火など、どうしても手を出してほしくない、お手伝いはさせてあげたくてもそれが叶わないことも多いものです。
そんな時には代替え案にすり替えます。
我が家では、1歳になった頃から納豆を混ぜるのは子どもの担当!
いくら混ぜていてもかまわないようなものや、マッシュポテトのようなこぼれにくいものを選んで、「ほら!おいしくなーれしてねー♡」と子どもにお手伝いをお願いします。
目の前に仕事があることで、子どもはそのことに集中してくれるので、ママの時間ができちゃうのが嬉しいですね。
子どもに合わせることも大事
例えばごはんの時間、周りのことがわかりはじめると、おはし・お皿・コップなど、周りの大人と同じものを使いたがるのが子どものやっかいなところであり、可愛いところ♡
大人としては、おはしでは食べにくいだろうし、落としたりすることを考えてプラスチックの軽いお皿を使って欲しいなー、と思うのが正直な気持ち。
ですが、可能な限り子どもの気持ちにも寄り添えるようにしたいと思い、安いプラスチックのお皿を大人と同じもので揃えたり、ちょっと時間がかかっても、子ども自身が諦めるまではおはしで食べさせる時間をつくっています。
私たちが想像していた以上に子どもながらにおはしの使い方をマスターしていきますし、おはしを持ったことに満足して、自らスプーンとフォークに持ち替えて満足そうに食事をはじめる姿にホッコリしたりするものです。
甘やかせるところは甘やかして、大人が合わせることがあってもいいのかもしれませんね♡
まとめ
一般的に言われる「イヤイヤ期」って、何にでも興味がわくことの裏返しだと思っています。
だからこそ、どんな時でも、子どもの気持ちを汲んだうえで、ママの気持ちを伝えるようにしたいと思っています。
・・・が、いつでも笑顔で付き合ってあげられるわけもなく、日々繰り返される「自分でやりたい攻撃」に、こっちのイライラが爆発し、つい子どもに強く当たってしまうなんてことも多くて・・・
そんなときのための対策として、我が家で実践している方法が今回紹介した12の方法。
これらの方法を組み合わせながら、日々の「困ったやりたがりちゃん」と向き合っています。
我が家でも、靴下ブームのときには、靴下を3足重ねてはいたことで歩きにくく、いつもなら自分で履ける靴がはけない・・・と、そこで自分で納得したのか、それからは靴下やズボンの重ね履きは無くなりました!なんていうエピソードも。
こうして、小さな子どもながらにいろいろな経験をして、そこから自分で学習し納得することで成長していくんですね♡
「自分でやりたい」という自己主張も、発達の中ではとっても大切なプロセスです!
「ダメ!やめなさい!」という一言で片づけてしまうのではなく、あの手この手を使って、頑張って乗り切りましょう♡
その先には、子どものとびっきりの笑顔が待っているはずですよー☆