水遊びから育む能力は絶大!楽しいだけじゃもったいない!
水遊びから育む能力は絶大!楽しいだけじゃもったいない!水遊びが楽しい夏も、もう後半!
毎日水遊びばっかりよー。なんてお宅も少なくないことでしょう。
子どもはみんな水遊びが大好き♡
だけど、この夏水遊びデビューなんていうまだ水に親しんでいない赤ちゃんや、いろいろな経験を積んできたことによって、水遊びに苦手意識が出てきてしまったお子さんもいますよね。
水遊びは、子供の感性や想像力を磨きつつ、親子の絆もグッと深まる、スペシャルな遊びだと思うんです☆
Contents
水遊びは『気持ちいい!』が大切!
夏になって、パパやママが子どもたちを想って『水遊び』を提案することはとても自然なこと。
自然なこと過ぎて、その理由って考えたことありますか?
それはきっと、パパやママがこの世界を生きてきた中で『水遊びは気持ちがいい!』という感覚を本能で知っているからではないでしょうか。
顔を洗うとサッパリする。
手を洗うとキレイになる。
つめたい水を飲むとシャンとする。
お風呂に入ると、心身ともにスッキリする。
海やプールでは開放的になる。
水面のキラキラとした輝きに心が癒されホッとする。
そんな数々の経験を重ねてきたことによって、自然と身についてきた感覚です。
こうして改めて水との関わりについて考えてみると、水がいかに『生きる力・パワー』になるかを感じました。
そんな感覚を、子どもが小さなうちから経験させてあげられたらいいですよね☆
全身・五感を使って『水』を感じる
1歳くらいになると、蛇口から流れ出る水を手のひらに受けて、ジーッと眺める姿が目に浮かびます。
それは、『水』を子どもなりに五感を使って全身で感じている瞬間です。
水遊びは子どもにとって、とても大きな効果をもたらす遊びのひとつだと思っています。
水との関わりは生活の中から決して切り離すことのできないものですし、何らかの形で毎日取り入れていきたいものだと考えています。
子どもの遊びのベースとなる部分に『五感遊び・感覚遊び』というものがあるのは、子育て真っ最中のパパやママであれば、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
目・耳・鼻・口・皮膚感覚など、五感からの刺激を通して、自然の物に接していく中から、様々な物事に対する認識を深めていくものです。
その中でも、水は子どもの感覚を磨いてくれる万能素材だと思います!
水は、私たちの身近にあるものの中で、群を抜いて自由に形を変えることのできる素材です。
そこかとても不思議であり、面白いと感じる部分です。
それが子どもの感覚であればなおさら。
暑い夏には、水に触れるだけで心地良さや水温の変化を感じます。
水しぶきやしずくに光が反射してキラキラと輝くのを見て「美しい・不思議」という感覚を知る。
そんな水だからこそ感じることのできる体験を、理由を考えながら子どもと一緒に触れ合うことで、同じ時間がより一層意味のある時間にかわるかもしれません☆
無理な水との関わりは逆効果
子どもは水遊びが大好き!の一方で、まだ水に親しんでいない赤ちゃんや、水に対して恐怖心を感じている子ども、水遊びやお風呂は大好きだけど水が顔にかかるのを嫌がる子どもも少なくありません。
私自身。娘が6ヶ月になる頃からベビースイミングに通っています。
ベビーのクラスでも、水の中で泣いている赤ちゃんの大半は、1歳を過ぎて少しずつ自分のことや周りの事がわかり始めた赤ちゃん。
小さい頃から経験すればするほど、水慣れが早いことは一目瞭然です。
だからといって、早く水に慣れさせないと・・・と焦るパパやママの気持ちもわかりますが、無理やり顔にかけたり、水に入れたり、ましてやプールなどでちょっと楽しくなりすぎた勢いで水をかけすぎたり、投げ込んでしまったりすることは、避けたほうがいいと思います。
その瞬間から、子どもにとって大好きなパパとママは、敵でしかなくなります!!笑
子どもの水嫌いの原因の大半が、恐怖を感じたことがトラウマになっているケースが多いように感じるからです。
無理は禁物!
水遊びはあくまでも楽しい!気持ちいい!と感じてさせてあげることが目的です。
焦らずに少しずつ、子どものペースで慣らしてあげましょう。
水がかかって泣きそうな時はコレ!
「あ!お水お顔にかかっちゃったねー。冷たいねー。気持ちいいねー。あははははっ♡」と、パパとママのとびっきりの笑顔で魔法をかけましょう!
子どもにとって、大好きなパパとママの笑顔に勝るものはありません!と、信じています☆
そうやって、水遊びの中に笑顔が溢れることや、水遊びは楽しい!という経験として子どもの中に残ることで、水に対する抵抗感を徐々に取り除いていくことが大切だと思います。
水遊びにはスキンシップが大切
水遊びの中でもおすすめしたいのは、スキンシップをとりながら遊ぶことです。
「子どもに水で遊ばせる」のではなく、「子どもと一緒に水で遊ぶ」という意識で水遊びをすることがポイントになると考えています。
一緒にお風呂に入ることで得られるスキンシップはもちろん、蛇口から流れる水にも一緒に手を伸ばして「気持ちいいねー」。
ビニールプールで遊ぶ時には、「冷たいね・触ってみよっか」など、声かけをしながら濡れた手で子どもに触れてみる。
ほっぺに水をピチャっとつけながらのお化粧遊びなどの、ごっご遊びもいいですよね。
普段忙しくてなかなか子どもとスキンシップが取れないというパパにこそ、お風呂や水遊びで子どもとの時間を過ごしてほしいと思います。
肌と肌が触れ合うことで、子どもの安心感につながります。
このように、声と肌で常にメッセージを投げかけながら遊ぶことも、水遊びのポイントになりますね☆
まとめ
水遊びは、親子で共感体験ができるとってもステキな遊びのひとつだと考えます。
いつもは、子どもは子どもの世界を、親は親の世界を生きています。
ですが、水遊びでは気持ちいいという部分で共感できるものがあるはずです。
こうして、一緒に楽しんだり感じたり、それぞれの世界をつなげるきっかけになります。
水は子どもの心を落ち着かせたり、緊張を和らげたり、攻撃的な子どもの安全なはけ口にもなります。
そして、水の近くでは開放的な気持ちになり、お友だちとも仲良くなるように感じます。
いろいろな道具用意して遊ぶのも楽しいでしょう。
私たち大人は、子どもが水遊びから五感をふんだんに使った体験ができるように、いろいろ質問したり、遊び方を提案しながら、安全に遊ぶことができるように見守りましょう。
そしてなにより、『気持ちいい』という感覚、そして『生きる力・パワー』となることを感じてもらえたら嬉しいですね♡