寝汗対策!夏を余裕で乗りきる我が家の必須アイテムとひと工夫
寝汗・あせもとの戦いの季節がやってきました。
赤ちゃんは、大人がびっくりするほどの寝汗をかきます。
ですが、赤ちゃんの寝汗はごく自然なことで、気を付けたいのは「寝汗をかいた後」のこと。
赤ちゃんが寝汗をかくのは、体温調節のための大切な身体の機能。
そのため、寝汗を防ぐのではなく、寝汗をかいても快適なおやすみタイムに導いてあげるための工夫をしましょう☆
赤ちゃん・子供の寝汗の原因
大人が寝汗をかく場合、健康的なものかどうかの心配も出てきます。
しかし、小さな子供の寝汗となると、大人の判断基準とは全く異なります。
赤ちゃんの場合、大人より基礎体温が高いうえに身体の水分も多く、体温調節機能が未熟なため、たくさん汗をかくことで体温を調節しようとします。
体温調節機能の発達にも個人差があるため、小学生くらいまでは多量の寝汗をかく子も多いようです。
そのため、寝汗をかくことは健康な証で、ごく自然なことなので心配はいりません。
気を付けたいのは?
赤ちゃんの場合に気を付けたいのは、「寝汗をかいた後」のこと。
赤ちゃんの寝汗は大人と比べ、皮膚面積に対して量もとても多いものです。
シャワーでも浴びたかのように汗をかくこともあるので、ママになったばかりの頃は驚かされることも多かったことを思い出します。
まず、多量の汗をかき、濡れたままにしておくことは、汗とともに身体が冷えてしまい、風邪をひいたりあせもの原因になってしまいます。
出来る事なら、寝ている間にシーツを交換したり、着替えをさせたりとしたいものですが・・・
せっかく気持ちよさそうに寝ている赤ちゃんを目の前に、それは可愛そうで難しいところ。
そのため、着替えさせることなく、出来るだけ自然体で出来る寝汗対策を考えるのがママの腕の見せどころ☆
寝汗対策
リネン類の工夫
普段使用しているシーツの上に、汗を吸収しやすい素材を1枚プラスしてみましょう。
後頭部から背中にかけて、特に大量の汗をかくため、バスタオルなどの大きめのものがいいですね。
我が家ではモスリンコットン製の大きめのおくるみをひいて、毎日交換しています。
枕もフェイスタオルを半分に折ったものを代用し、濡れたら寝がえりの際に交換しましょう。
そして、真夏には寝ござの登場。
畳って、熱い季節には、大人が寝ても気持ちのいいものです。
ベビー用の寝ござもあるので、取り入れてみるのもいかがですか?
衣類の工夫
暑いとつい、赤ちゃんの衣類は袖のないノースリーブなどになりがちです。
ですが、脇の汗を吸ってくれる部分がないため、あせもの原因になってしまうこともあります。
必ず袖のあるものを選び、素材も汗を吸収しやすいものを選びましょう。
セパレートの肌着を着用している場合、おむつに肌着をインして着用!
通気性が良くなり、あせも対策になります。
また、子供はとっても暑がりなので、大人より薄めの服装でも大丈夫です。
授乳の工夫
赤ちゃんが一番汗をかくのは、眠りにつく時、入眠時です。
そのため、おやすみ前の授乳タイムには、首や背中にガーゼを当てて授乳タイムを過ごしましょう。
眠りに付いたらそっと抜いて、スッキリと布団に入れます。
冷やす工夫
濡れたガーゼや、保冷剤でクールダウン。
赤ちゃんに凍った保冷材は、凍傷の原因にもなるため避けましょう。
赤ちゃんに使用する場合は、冷凍庫ではなく「冷蔵庫」で冷やして使用します。
その際にも、肌に直接触れることのないよう、ガーゼなどで包んで使用し、長時間の使用は避けましょう。
まとめ
9月に入っても、まだまだ暑い日は続きますし、あせも対策との戦いも続きます。
赤ちゃんの寝汗は、とっても自然なことで、健康な証。
もちろん、あまりの寝汗の量に加え、微熱や他の症状が出た場合には、早めに医師に相談することをおすすめします。
赤ちゃんの身体を考えると、少し大変な季節かもしれませんが、ママのひと工夫で気持ちのいいおやすみタイムをつくってあげられるといいですね☆