積み木で脳育!多様な遊び方で空間認識力を高める極上のおもちゃ
幼児期に積極的に取り入れたい遊びのひとつが『積み木』です。
積み木は、様々な形で作られています。
それらを積み重ねる作業は、指先からのトレーニングはもちろん!
並べたり積み重ねることで、立体を「感覚」としてとらえることが出来るようになり、物事を多面的にとらえる能力など、脳育にも大きく役立ちます。
積み木はとてもシンプルで、一見魅力を感じにくいものかもしれません。
ですが、そんなシンプルなおもちゃだからこその多彩な遊び方があり、それぞれの遊び方に、多様な効果が期待できます。
Contents
積み木で養われる力
空間認識力:自分と物との距離や位置をとらえる力
立体的に積むことで空間認識力を高めます。
空間認識力とは、物の位置・方向・大きさ・形状・間隔・姿勢など、物が三次元空間にある状態や関係を、素早く正確に把握・認識する能力のことを言います。
生活の身近な例をあげると、段差を感じたり、道を渡るときに車との距離を測ったりするときに必要となる力のことで、スポーツ全般で必要となります。
想像力や発想力
どんなものを作ろうか?と、考えることで、想像力が養われ、「思いつき」や「使えるアイデア」を発想するためにも大きく役立ちます。
色彩感覚
カラフルな色合いで、色彩感覚を育てます。
数学的感覚
数を数えながら積むことで、数学的な数の感覚が身に付きます。
色・形・数は多ければ多いほど良い
脳のトレーニングのためには、色・形・大きさも様々な、たくさんの積み木を用意しましょう。
種類も数も多いほど、のびのびと楽しめて、想像力を育みます。
積んでみたり、崩してみたり、大きな形を作ってみたり、月齢に合わせて性別問わず、たくさんの遊び方ができるのも、とっても魅力的だと思います。
遊び方
積み木遊び
「10個全部積めるかな?」から「100個全部積めるかな?」
積むこと、組み合わせて大きな形を作ること、そして崩すこと。
幼児期には、高く積んだ積み木を崩すことも、楽しくて大喜び!
「次はもっと高く積もうね。」「〇〇作ってみようね。」なのどの声かけも大切です。
また、お手本を作って見せてあげることも、創造意欲への働きかけとなります。
グループ分け
形や色でグループを作ってみましょう。
「同じものはどれ?」と、質問します。
同じ形・同じ色を見つけることで、「丸と丸は同じ」「赤と赤は同じ」という区別がつく、「対応・分類」の能力を身に着ける遊びです。
仲間外れをさがす
一つだけグループの違う積み木を混ぜて、その中から「仲間外れはどれ?」と、質問して、仲間外れを探す遊びです。
まとめ
天才児を育てるためには、小さい頃から特別な教育を受けさせる必要があると思いますか?
いいえ!
脳を育てるための第一歩は、親子で一緒に楽しく遊ぶことだと思います。
シンプルなおもちゃは、その遊び方をちょっと工夫することによって、子供の脳をどんどん育てる、スペシャルおもちゃに変身します☆
お店に行けば、遊び方の工夫をされた優れたおもちゃにもたくさん出会えます。
ですが積み木の場合、作りはとってもシンプルではありますが、どうやって遊べばいいのかを自分で見つけながら遊びます。
自発的な、取り組む姿勢を養い、子供の成長に合ったそれぞれのレベルで脳を刺激するため、集中力も養われます。
短期間で能力が身に付くものではないのかもしれませんが、人に教えてもらったものとは違い、自分で探して勝ち取った能力です。
今後の成長に合わせ、応用がきき、今後あらゆる場面で能力の伸びが期待できるでしょう☆