今すぐまねしたい!自分でできる子に育つ、お手本の見せ方!
なに?これってパパのまねっこ?ママのまねっこ?
子どもの行動に、驚かされたことってありますよね。
子どもの生活習慣のほとんどの行動は、パパやママをはじめ、近くの大人やお友達のまねをして身につけていくものです。
ほめ方や叱り方、大切なものはたくさんあるかもしれませんが、「ことば」で説明するより、「見せる」ことのほうが、ずっと効率がいいと思いませんか?
もちろん、子どもをはじめ、まだ言葉のわからない赤ちゃんにも、声かけはとっても大切です!
それに加え、大人が「ゆっくりとシンプルに」お手本を見せてあげることで、子どもの力はグッと伸びるはずです。
そこで、パパやママがお手本を見せる時のポイントを考えてみました♡
Contents
動作をゆっくりシンプルに見せる
大人と同じ動作をそのまま教える必要はありません。
一つひとつの行動を、シンプルに、ゆっくりと見せましょう。
繰り返しまねをするうちに、自分なりのやり方を自分自身で見つけていきます。
例)歯磨き
パパやママより早く眠る子どもは、大人の歯を磨く姿を見ることは案外少ないものです。
チューブを絞って歯磨き粉を付けたり、奥歯や歯の裏側を磨く姿は、自分がしてもらっているのとは、全く違う景色に見えているはずです。
手を止めて言葉で説明しながら、ゆっくりと見せてあげましょう。
動作一つひとつに声かけを
動作を見せる際には、一つひとつの行動に、いったん手を止めて説明や注意をしてあげましょう。
順序立てて見せる
何を準備して、何からはじめて、次に何をするのか、順序立てて説明しましょう。
一つひとつの動作には順序があることを教えることで、子どもの先を読む力や計画を立てる力を伸ばします。
例)料理
①腕まくり
②手を洗う
③エプロンをつける
④調理器具を用意する など
難しいところは「手伝ってもいい?」の声かけを
子どもにとって、「自分で出来た」という達成感はとても大きな成果です。
そのため、勝手に手伝うのではなく、「手伝ってもいい?」と声をかけて手伝うことで、「自分で出来た!」という感覚が子どもの中に残り、しっかりと達成感を得ることができます。
何度でも繰り返したいだけ
子どもは同じことを何度も何度も繰り返します。
その行動を自分のものにするために、今!頑張っているところです。
「もうおしまい!」と、途中でさえぎらずに、「やりたい」という気持ちが満足して子どもが納得するまで、続けさせてあげましょう。
という気持ちはあるものの、ママやパパにもどうしても譲れない時間はあるもの・・・
「ごめんね。帰ってきたらまたやろうね♡」で切り上げなければならないこともあります。
そんな時は、その場しのぎの言葉にせず、事が済んだら再度ゆっくりとあチャレンジさせてあげましょう。
相手がどんなに小さな子どもでも、嘘をつくことなく、ちゃんと向き合ってあげられることの積み重ねが大切だと思っています♡
出来ないことは、姿を見せる
まだ出来ないことは、パパやママがしている一連の動作を、見せましょう。
例)食べ終わった食器やおもちゃの片付け
「ここに片付けようね。」などの声かけをしながら、片づける姿を見せましょう。
毎回子どもの目の前で同じ動作を繰り返し見せるうちに、「やってみたい」という気持ちから、似た動作をするようになります。
まとめ
子どもは、一度にたくさんの動作をしたり、様々な注意や説明をされても、何が大切で何に集中したらいいのか、自分自身では判断できません。
なにより、「シンプルに見せてあげること」を考えながら、お手本を見せましょう。
そして、子どもの「やってみたい」の気持ちを大切にしましょう!
大人は、危ないことには、つい途中で手を出してしまいがちです。
すぐ隣で見守りながら、出来る限り多くのことを体験させてあげましょう。
危なさを体験させることも、一人で出来るようになるためには必要不可欠です。
「まねする」「やってみる」という気持ちがわいてくるのを、子どもの力を信じて見守ることが大切です。
その積み重ねによって、一人で出来ることがどんどん増えて、子どもの見る世界がかわります。
さて、今日からさっそくチャレンジしてみませんか☆