どうして泣くの?原因を考える、赤ちゃんの泣き6パターン
突然泣き出して、なかなか泣き止まなくて「どうして泣き止んでくれないのー?」「こっちが泣きたいよ・・・。」と歯を食いしばったこと、子育てをしているパパとママには、経験ありますよね?
そんなパパ・ママ必見!
赤ちゃんが泣き止むためには、泣いている原因を取り除いてあげることが第一。
ですが、言葉にならない泣き声から、原因がはっきりわからず、なかなか泣き止んでくれないこともありますよね。
そこで今回は、その原因について考えてみたいと思います。
Contents
赤ちゃんはどうして泣くの?
お話ができない赤ちゃんにとって、泣くことが自分の気持ちや状態を周りの人たちに知らせるための、唯一の手段になるからです。
眠い・お腹がすいた・おしりが気持ち悪いなど、赤ちゃんは不快を自分の力で解消することができません。
そのため、「助けて・守って・なんとかして」というコミュニケーション、時には命綱として、赤ちゃんは『泣く』という手段を使います。
泣くことには、何か原因があるはずです。
気持ちに余裕をもって、頑張って助けを求める赤ちゃんの声に、耳を傾けてあげましょう。
『泣く』原因・理由
不快泣き(生後すぐ~4ヶ月ころ)
・お腹が空いた
・おしりが気持ち悪い
・ビックリした
・暑い、寒い
・眠い など
生後3~4ヶ月くれいまでの赤ちゃんの場合、生理的な不快によってなくことがほとんどです。
急に抱っこされたり、突然の物音にビックリしたり、赤ちゃんによって快か不快かのラインは違ってきますが、敏感な赤ちゃんも少なくありません。
むずがり泣き(生後2ヶ月~幼児期)
・雨の日のグズグズ
・ずっと同じ姿勢のままでいる
・たそがれ泣き
・夕方になると泣く など
新生児のころに比べて、昼間起きている時間が長くなってくることで、動けないことに疲れたり、退屈に感じたりします。
自分で身動きが取れない赤ちゃんは、「どうにかしてー!」という気持ちから、泣くという手段に出るわけです。
夜泣き(6ヶ月~2歳ころ)
・昼間興奮することがあった
・運動不足
・寝不足 など
夜中急に泣き出し、いつもの方法ではなかなか泣き止まないことも。
夜泣きの場合、原因がわからなかったり、これといった理由がないことも多く、なにより夜中ということで悩まされるパパやママも多いのでは?
寝室でどうにもならない時は、夜中のドライブや抱っこでお散歩に出て環境を変えてみるのも、最終手段としてはありでしょう。
おそれ泣き(5ヶ月~幼児期)
・人見知り
・慣れない環境 など
5~6ヶ月くらいから、ママと他の人との区別が付くようになってきます。また、初めての場所や物に恐怖を感じて泣くこともあります。
いつもと『違う』ということが理解できるようになってきた成長のサインです。
まずは、抱っこや声かけで、赤ちゃんを安心させてあげましょう。
あまえ泣き(1歳~2歳ころ)
・かまって欲しい
・できるけどやって欲しい など
転んだまま、じーっと顔を見て助けを求め、助けてくれないと泣く、代表的な甘えパターン。
いつもなら自分で出来ていることも、してもらいたい。
山のように荷物を抱えているときや、忙しそうにしているときに限って、「抱っこ-!」など、優しくして欲しい・かまって欲しいなどの気持ちから泣くことも。
甘えたい気持ちをしっかり受け止めて、思いっきり抱きしめてあげましょう。
イヤイヤ泣き(2歳~3歳ころ)
・2歳のイヤイヤ
・なんでもかんでもイヤ
・自分でやりたい、決めたい など
魔のイヤイヤ期と言われる、2歳ころから始まるイヤイヤ泣き。
なんでも自分でやりたいし、なんでも自分で決めたいという、甘え泣きとは別パターン。
自立する心が芽生え始め、「好きにさせて欲しい」という気持ちからイヤイヤが始まります。
ですが、ほっとかれすぎるのもイヤなので、適度に自分で選ばせてあげたり、イヤという気持ちを受け入れてあげましょう。
まとめ
赤ちゃんの泣き声には様々なパターンがあります。
どの場合も、赤ちゃんの心が成長していく過程では、避けて通ることはできないものです。
日々変化する赤ちゃんの泣きパターンを、赤ちゃんの成長を見守ることが出来ることのへの幸せ☆と切り替えて考えてみてはいかがですか?
泣き続ける赤ちゃんを目の前に、ママの気持ちは「いつまで続くの?どこか痛いのかな?わかってあげられなくてごめんね。」など、不安や焦る気持ちが先行してしまいがち。
私も「こっちが泣きたいよ・・・」と、一緒に涙したこともありました。
きっと、そんな不安な気持ちや、1秒でも早く寝て欲しいという焦る気持ちも、赤ちゃんに伝わっていて、それが赤ちゃんの睡眠を余計に妨げていたのかな?と、冷静になると考えられます。
ママの不安や焦り、イライラは、きっと赤ちゃんにも伝わります。
いつもの決まった方法で必ず泣き止むとは考えず、赤ちゃんの気持ちに寄り添い、気長にお付き合いしてあげましょう。